保育園の環境
毎日元気いっぱいの子どもたちとともに過ごせることに、大きな喜びを感じております。子どもたちは日々の保育園の生活の中で、その柔軟な心で様々なことを感じ取り、受け止めて成長していきます。
そして、子どもたち一人ひとり健やかな成長のためには、私たち大人が愛情を込めた手を十分にかけていく事が大切だと考えます。イタリア語で「手」という意味の「マーノ」を園名に入れました。
子ども達が大きくなった時に「心の故郷」と思ってくれるような保育園にしていきたいと思います。
西しゅくマーノ保育園
園長 角田 啓子
乳児について
- 生活(着脱・排泄・食事)と遊びの空間を分け、子どもがそれぞれに集中して行動できるようにしています。
- 食事の席と午睡の布団の位置等毎日同じ場所にすることにより、子ども達が安心して過ごすことができるようにしています。
- 玩具は、子どもがどこにあるかわかるようにし、乳児の時から自分で遊びたいものを選ぶことができるように、手の届く棚に並べてあります。
- 子どもの発達に合ったいろいろな玩具や手作り玩具等用意し、その時期の発達を促すことのできるようにしています。
- 1歳過ぎの子どもには、同じ色・同じ道具を複数配置して自由に使えるようにしています。また、一人ひとりの居場所を確保(50cm四方のシート)し、好きなおもちゃで遊べるように工夫しています。
- 2歳児になると模倣遊びが盛んになるので、台所・お世話・絵本・机上コーナーを複数設置しています。
- 園庭では、子どもが十分に身体活動できるよう、砂場・三輪車・コンビカー等設置しています。また、夏は紫外線防止のシェードを園庭及び二階テラスにはっています。
幼児について
- 着替え等と遊びのスペースを分け、子ども達がより集中できるようにしています。
- 子ども一人ひとりが「○○○をして遊びたい。」という気持ちを大切にする環境として、「場所」「時間」「道具」が必要です。これらをどのように組み合わせ展開し、子ども達が主体的に取り組めるように職員研修を進めて実践しています。
- 子どもが主体的かつ能動的に遊べるように、幼児クラスのコーナー(台所・お世話・机上・ゲーム・積み木・カプラ・絵本・製作)を設け、遊びが翌日も継続でき、子どもが満足できるようにしています。
- 給食は、ホールをランチルームとし、みんなで楽しみながら食事ができるようにしています。また、バイキング形式を取り入れ、食べ物について調理員さんと会話ができるように工夫しています。